パソコン普及途上の時期
パソコンって「何でもできる道具」だから。
「何でもできる」がゆえ、何に使うか目的がハッキリしていない人にとっては
パソコンを買ったものの何に使ってよいかわからず、挫折してる人をよく見かけた20世紀の終わり頃。
いろいろある中で最初はチャットにはまる
そしてインターネットが日本でもボチボチ知られ始めてきたその頃、ウチでは夫婦でチャットにはまってました。
当時、マイクロソフトがやってたコミックチャットってのが明らかにピグの先祖なんだ。
当時、衝撃的だったよ。
チャット部屋には毎晩、日本各地 あるいは時々外人も来て、賑わっていた。
まさに「時間と距離の壁を超えてる」って手にとるようにハッキリした実感があった。
かっこつけた言い方をすると「ブラウン管の向こうにファンタジーを感じた。」
(まだブラウン管なのが悲しい・・・)
あと漫画のキャラがしゃべるって理屈抜きに楽しかった。
で、またたく間に日本各地に友達ができて。
私の「異常に多い引越し歴」も幸いだった。
いろんな地方の人とローカルな話ができるから。
その頃、チャットに手を出しているのはマーケティング用語で言うところの「アーリーアダプター」ばっかりだったのでマイクロソフトやIBMやコカコーラなんかの外資系の「中の人」などと友達になれた。
田舎の歴史こそあれど同族会社の社員だった私には「絶対縁が無いだろう人」ばっかりで、年に1~2回は会って飲んだり家族連れでBBQを催したりなど、そして10年以上経った今でも付き合いは続いている。
ネットを使った初の野心?
いや、なんでこんな話を出したかって言うと、このコミックチャットでは既定のキャラクターが10種類くらい用意されてたんだけどウチには絵が得意な元妻がいたので、オリジナルでキャラを作ってもらって。
んで、それのキャプチャを見つけたもんで話したくなったのさ。
いつか妻の絵をキャラクターにして売り出してウォルト・ディズニーより金持ちになってやろうと野心を燃やしてたあの頃、私はまだ若かったw