静岡で2度目の高校生ライフを楽しんでいた頃、たまり場にしていたのは駅南口から徒歩2分の友達んち。
おまけに友達の部屋は「離れ」になってて、連日ドンチャンやってても親は滅多な事では怒ってこなかったのね。
で、その「好条件」の友達んちには登校前に寄って、学校から帰ってきたら、また寄って。
ウチからは、たまたまスクールバス乗り場までの通り道だったので、僕なんぞ皆勤賞だったでござる。
もう、今は そんな好立地な場所に民家なんか無いよ。
で、連日男も女もなぜか他校のヤツもみんなで集まってて
(まるで生ピグだw)
腹減ってくると、みんなの金があるときは静岡駅をはさんだ北口側に大きな飲食街があるので、そっちに繰り出してた。
だけど、金が無い時は みんなから小銭集めて鍋持たせて、おでんを買いに行かせたもんだ。
これはもう有名になっちゃったけど当時の静岡では駄菓子屋で当たり前におでんが売ってたのね。
まっ黒いツユに漬かってるの。
その駄菓子屋では婆さんが頭を掻いた串でおでん刺してたりw
さて、なんで鍋か。
おでんは基本1本10円なのよ。
卵は30円だったかな。
なもんで200円ずつ集めて10人で2000円なんか持っていった日には30センチの鍋がギッシリよ。
「カラシも忘れるなよ!大量になっ!」って。
すると丼1杯ぶんくらいカラシも別に持ってくるの。
で、それ肴に。
で、宴たけなわになってくるとバツゲームで「カラシいっき食い」とか。
今も毎日楽しいけど、あの頃も楽しかったな。
いつでも楽しいやんかw
この前、静岡でやった飲み会に行ったときに「静岡おでんってあれ許せない!」と今では実業家になっちゃった女友達が言い始めたのね。
一同、おおいに同意w
ただの「おでん」だよね~って。
いつの間にか、マスコミとかが名物に祭り上げちゃって。
うまく言えないけど、なんか気持ち悪い。
寒い日が続いて、ふと「おでん」を思い出したわけでござるよ。