最近よく耳にする「こくがあってあっさりしている」「濃厚なのにあっさりしている」って表現に「何だよそれw」って失笑してたのね。
本屋さんで目についた本を端からパラパラしながら選んでたら、その「最近、気になってたフレーズ」が目に入ったので買ってみた本は、あのソムリエ界の親玉、田崎真也さんの「言葉にして伝える技術」ISBN978-4-396-11214-1
あ、べつにアマゾンのアフィリエイトじゃございませんw
これは大変面白かったです。
珍しく書評ネタでござる。
でね、内容だけどさ。
「味わう」と「他人にそれを伝える」という2つの「ちょーー抽象的なこと」
を噛み砕いて、わかり易く説明してくれてるのね。
田崎さんっていえば、まず目にする姿がブラックタイなもんで、心の片隅に、お高くとまってるようなネガチブ印象があったんだけど、一気に瓦解しましたわ。
尊敬っ!
で、まぁ 田崎さんの仕事であるソムリエを通して、「五感を鍛えると人生全般でいいことあるよ」とか「抽象的なことを言葉にするコツ」みたいなのを色々と教えていただきました。
僕はお客さんである製造者や販売者が扱ってる商品とかサービスの「よい所をもっと良く伝える」仕事をしているので、この辺の事についてはもともと強い関心があったのね。
だけど、僕みたいな「変なの」じゃない人にも、特に 日頃 食べたもの、見聞きしたものを文章につづるブロガーの皆さまにもオススメしたくなったワケでござったよ。
ところでさ。
最近、電子書籍が実用レベルになってきてるけど、どうなのかね?
僕は、活字大好き人間だけど、今のところは まだ関心ないな。
いや、まだ使ったことが無いから そう言い切っちゃうのも軽率ですね。
端末を落として壊しちゃったり、電池の残量を心配したり、そこいら辺がネックかな。
まだ 様子を見ますわ。