上の写真は静岡市のホームページから借用しました。
清水にある三保の松原は細長い半島。
僕にとって心のふるさとでござる。
怪魚 捕獲!
事務所を掃除してたら出てきました。すっかり忘れてたw
これ、僕が浜辺で捕まえたのよ。
浦島太郎かよっての。
ある日、三保半島の先っぽに近い所ででタコ釣りをしていたら浜辺に僕の身長と同じくらいありそうな巨大な怪魚が打ち上げられてて。
まだ生きててね。
でっかいキバがたくさんはえてる大きな口をバクバクさせてて、まさに怪物。
海に戻す方法が無いか考えながらしばらく見てたけど小さい子とかも寄ってきて危なかったのでかわいそうだけど始末して。
仕方がない。
竜宮城に連れて行ってもらうのはあきらめた。
怪魚を調べる
食えるかな?って思ったので持ってたクーラーボックスに折りたたんで詰め込んで。
ちょうど浜の裏にある東海大の海洋学部がやってる水族館で親友のカレシが職員をやってたので見てもらおうと思って怪魚を持って行ってみた。
残念ながら彼は非番でいなかったけど、他の職員さんがすぐに応対してくれて。
んだら、この怪魚はミズウオっていう駿河湾の底に棲んでる深海魚だそうで。
学術的に珍ケースだったらしい
んで、その場で職員さんが開腹したら中からまたミズウオが出てきて、こりゃ大変珍しいケースとか。
ロシアにこんなのあったね。
中から小さいのが出てくるの。
マトリョーシカかよっ。
あ、ぼくも背中のチャックを開けると中から福山雅治が出てきます。
「また言ってるよ」とか言わないっ!
でさ、海底で共食いしたまではよかったが、飲み込んだ同類のサイズがちょっと大きすぎたようで。
苦しんだ末に上まで上がってきて砂浜に打ち上げられたのでは
という見解でした。
後日談
というわけで後日、海洋学部のの機関紙の表紙と中のネタになった。
それに加えて、親友のお父さんが海洋学者なのかな。
新聞にも記事を書いたそうで、それも一緒に送ってくれた。
あ、そうそう。
ミズウオは煮たり焼いたりすると溶けちゃうそうで食べれないって言ってました。