ってなわけで後編でしたね。
いや、今から考えると前後に分ける意味があったのだろうかと思っちゃいますけど。
そういうわけで国道42号線を ほぼ、海岸に沿って南下しまして。
「ほぼ」って言うのは、尾鷲から熊野までは山奥を走るもんですから。
で、ウネウネと車を進めまして。
熊野に出て、迎えてくれるのは この獅子岩でござる。
ライオンが海に向かってほえてるみたいでしょ。
大自然は芸術家だわ。
んで、この獅子岩も七里御浜(しちりみはま)にあるんですね。
その七里御浜ってのは三重県最南端までずーーーっと続く美しい海岸線でござる。
九十九里浜に92里負けるけど。
てか、あそこって本当に99里あるのか?
まぁそういうわけで三重県と和歌山県の県境にやってきました。
県境は川の上です。
橋を渡ると国境警備隊がパスポートをチェックして、それから入国管理局で検疫の手続きに入ります。
なんちゃって。
で、和歌山県に入って最初の交差点を山側に曲がると、いきなり熊野速玉大社です。
普段から神宮を見慣れているので、この派手さに驚きます。
なんか世界遺産に指定されてるらしいですけど、僕はそういうの全然興味が無いというか、むしろネガティブな姿勢なのでサラッと流します。
というわけで3年ぶりに和歌山の地も踏んだし、晩ごはんの支度に間に合うようにさっさと帰りました。
帰りに母ちゃんにみかんを2種類、何かと何かを掛け合わせてるの800円のと900円のをおみやげに。
それと、伊勢を出る前に近所の兄貴分的な食堂店主と偶然あって。
車を降りて立ち話をしてて、今日は紀州に来てるのがバレてるので
ハマチの薄切りをみりん干しにしたのをおみやげに買ってから戻ったでござる。