腹いせに
土曜は「腹いせ」に「うなぎ」を食いに行った。
ウチの家風というか伝統行事なのだが、
ご立腹したり運の悪い目にあうと腹いせにうなぎを食いに行く。
いや、僕の代からの伝統ですけどw
「「腹いせ」の使い方、間違っとるよ」って言われるけど、べつにいい。
その前に、米がなくなってきたので米を頼んでいる隣の市の友達ん家に行って。
友達不在だったけど両親と盛り上がって立ち話してて。
米は友達の親の実家の農家が自家用に作ってる低農薬なのを分けてもらってるのよ。
今年は360キロ買ったよ。
で、ウチには保管する場所が無いから、使う分だけ小分けでもらってるのね。
友達の両親に摘んだばっかりの、まだ若いホウレンソウをスーパーの袋 満杯パンパンにもらう。
若い葉だから、じゅうぶん生でイケそう。てか、火を通すと丼1杯分くらいになっちゃうのよねぇw
いつもと違ううなぎ屋さんへ
で、浜の方を目指して、うなぎ屋へ。
前にも書いたけど、こっちでは何かあると
「じゃ、うなぎでも食いに行くか~」の土地柄なので、
やたらとうなぎ屋が多いのね。
で、うなぎを食べるほとんどの人に「お気に入りの店」ってのがあって。
うなぎってのは単純な食べ物だけど「うなぎの質」「焼き方」「タレ」なんかで意外に差別化が容易ってか。
狭い枠の中での差別化だけどねw
なもんで、どこの店も それなりに繁盛してるでござる。
ウチにも親の代と僕の代それぞれで御用達の店があるんだけど、今日は違う店に初めて行ってみたよ。
いつも行く店だったら、もう書いてるからアレだけど初めて行く店だからネタにしてみる。
釣り堀併設のうなぎ屋さん
このお店は、堤防1枚へだてた海辺にあるのね。
なんと、釣堀が併設されているという風流なお店。
並がうなぎ4切れ1500円、松が5切れ1700円、上が6切れ1900円ね。
リーズナブルな方だと思いますわ。
1切れあたりの単価が割安な上を選ぶw
「ごはん大盛り無料」だそうで、べつに有料でもいいけど、とにかく大盛りを頼む。
大井町の次は大森よ。
と、首都在住者にしかわからない事を突然つぶやく。
極限までパリパリ
さて、10分ほど待って。
ここは、いわゆる「関西風の焼き方の最右翼」と言われているお店。
じっくり時間をかけて焼くんだろうね。
うなぎはパリパリ。
その関西風っぷりは、
「箸でつまむと身から皮がズリッって横にスライドするよ」って
ダスキンの親友が教えてくれたのよw
たしかに、そのとおりだったよ。
うなぎ屋さんでおかわり
タレは、かなり甘さを控えてある醤油っぽいタイプ。
そんなわけで、食べてたらうなぎが2切れも余ってしまったwww
仕方がないので恥を忍んで、お重を持って 店の女子大生風おねえさんの所に行って
「貧乏性なのでうなぎが2切れも余っちゃったから、ごはんちょうだい」っておねだりする。
快く、食いかけのお重にタップリと「タレかけごはん」を追加でよそってもらって、すげーーー満腹になった。
釣り人化スタートに立ち会う
というわけで、お支払いして 散歩がわりに 目の前の釣堀でまったりしていると
横でやってた少年が鯉のぼりみたいなデカい鯉を釣ったよ。
あ~あ。
もう、この少年 あかんわ。
ここから「釣り人生」始まっちゃうわ。
僕も少年時代にボラやらイワシを爆釣しちゃったのがきっかけで人生を誤ったもんなぁ。
ガラス越しに店内を見たら、ごはんを追加で盛ってくれた給仕の女子大生風おねえさんが「まかない」を食べていた。
「まかない」もうなぎだったのに驚いた。
毎日食ってるのかよwww