夏休みのラジオ体操
小学生の時だってダラダラ過ごしたかった夏休みだけど
毎朝その怠け心に水を差すのがラジオ体操。
僕らの会場は練馬にあった社宅の庭。
変なスタンプカードを首からさげて。
まだ太陽の角度は低いのに、やたら明るくて日差しが強いから目を細めて。
今でも少しだけ残っているケヤキ並木からセミの大合唱。
そんな感じかな。
まぁ、ウチの場合は夏休みのほとんどを父母の実家で半分ずつ過ごすのが恒例行事だったから
スタンプを完璧に集めて景品を自慢している子なんかスルーだったけど。
大人になって知ったラジオ体操の目的
さて、大人になって。
某佃煮屋社長と海外ネタでヨタ話をしてたら「太極拳の本当の目的って知ってる?」って。
「朝、子供と年寄りを家から出す口実。日本のラジオ体操も同じ目的だよ」
そう言われてみれば
今の日本は住宅事情が良くなって久しいからアレだけど
昔の日本やアジア諸国では家族8人が1部屋で暮らしているとか
「こいつら、どうやって繁殖してるんだ?」って謎だったけど
生活の知恵で解決していたわけだ。