神宮専用の塩田を知っていますか?
神宮の田んぼは何度か紹介しましたけど
こいつも僕のサイクリングコース途中にある神宮の塩田です。
ウチの前を流れてる川の河口付近にあるんですわ。
ここに河口から海水というか正確には淡水と混ざってるから汽水だわな。
その汽水を引き入れて濃縮海水を作るというわけです。
なんで塩分が濃い「海そのもの」から海水を引き入れないか?
もともとは海沿いにあったらしいのですが(というか近くの海辺にもう一か所、名残の宮が現存しています)、海沿いに作ると波やら何やらで取水口や塩田そのものを維持できないようです。
ここでは、あくまで濃縮海水を作るだけで、できあがったブツは ここから歩いて30分くらいある御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)っていう海沿いの施設に運ばれて「焼き塩」が作られます。
かれこれ神宮開設当初からあったそうですよ。
古来の塩の製法や宗教的な位置づけに興味がある人はwikipediaでもご覧になってください。