日本のネット黎明期の頃から存在していて、
今では流行も終えて、もう死語になりつつあるようなネット用語ですけど
「ブラクラ」って単語をご存知でしょうか?
ブラウザークラッシャー(和製英語?)の略でブラクラというわけです。
まさに文字どおり。
特定のページを見ると「ブラウザーが落ちる」、「操作不能になる」など閲覧に支障をきたすもので
- 「過失」いわゆる「結果的にそうなってしまったもの」と
- 「故意」わざと
に分けられます。
それでは、どんなものか
ケーススタディとして
「過失」で有名なものを挙げると埼玉県久喜市・愛生会病院さんのホームページ なんか、いかがでしょう。
かれこれ10年以上、このまま運営しているので
もう開き直っていると解釈して実名露出します。
なんと実在している病院の公式ページ(これも死語?)です。
最新のFire Foxでリンクをクリックしてアクセスするとページを表示する前にブラウザが落ちます。
閲覧不能というわけです。
最新のIEだと、なんとか見れるかと思います。
毒々しい世界が繰り広げられています。
運営主体が、そこそこ規模がある病院であることを考えると
なかなかシュールなページかと。
この場合、どーして そうなるかと言いますと
もういっぺん言いますけど運営が病院なだけに「悪意を持って」ではなさそうです。
「チカチカ動く文字」
「パカパカ点滅する画像」
「謎の音楽」
「.etc」
「どーだ!やりたい事は全て詰め込んだぞ!」を実行した結果かと。
人間だって、一度にいろんな事を同時にやるよう求められたら
その場で机を蹴り倒して部屋を出ちゃうとか、あるでしょ。
あ、僕はないですw
ま、そういうわけでブラウザ(閲覧ソフト)の立場になったら、ね。
わかりましたか?
キーーーーってやつです。はい。
ってなわけで
WEBページは、「いろんな環境」の人が見るので
可能な限り「最大公約数」であるよう努めるのがヨシとされています。
「いろんな環境」とは、どういう事かと言うと
実例を挙げますと
僕のブログを読んでくださっている皆さんが使っているブラウザ(閲覧ソフト)は
不明-------------------------------45.8%
インターネットエクスプローラ-----------23.3%
ファイヤーフォックス---------------—20.1%
クローム-------------------------—-5.9%
その他-------------------------------4.6%
で、これらは「マイページ」の「アクセス解析」→「訪問者属性」で、皆さんそれぞれ知ることができます。
ちなみにトップの「不明」ってのは「ペタツール」とか自動巡回ロボット中心で構成されてるかと。
こんなに、はびこっているんですね。
本題に戻って
この「ブラウザの種類によって見え方やブラクラ耐性が違う」とかです。
いや、これは いろいろある原因の一つですよ。
ほとんど全てのケースは
「作っている本人には見えているから気がつかない」といった感じで、
まぁ「見えなきゃ作れない」ワケですから当然ですね。
いや「見えない人は、べつにいい」という方針も結構かと思います。
やりたい事を思いっきりやるのは心に充実感をもたらします。
僕も、うっかりしていると長大な文章を書きがちなので気をつけていますけど
ほれ。
こんなに長くなっちゃったよ。
余計な事を言わなかったら15行で済むのにねェ。