息子2号が高校生の頃、
どんな車に乗りたいか聞いてみたら
「小さいの。軽とか。何でもいい」という事で
3兄弟のなかでは最も地味な息子2号らしい考えだと思いました。
ちなみに息子1号は
「そやなー。金あったらカマロ」
と平然と のたまって
僕を絶句させた事もありましたとも。
カマロとは、まぁ「マッチョなアメリカ車」の中でも象徴的な存在で
歴代モデルの中には排気量が7リッターのものも存在しました。
まぁ、ある意味「脳みそ筋肉」な息子1号らしい願望です。
で、話は2号に戻って。
今の若者らしく軽でも買うのかなと思っていたら
最近、さすがにバイト掛け持ち(しかも、それぞれ、かなり離れている)が大変そうで
車を買いたいと言い出しまして。
「友達が安く売ってくれる」と。
息子2号は車に詳しくないので「父さんが見たろ」と言ったら
(現物を見ているのだけど車種さえ判別できないらしい)
翌日、車検証のコピーを持ってきたよ。
形式番号がJZS151って、なんか覚えあるなと思っていたら昔、ちょっと乗ってた2.5Lのクラウンだった。
「小さいの(車)でいい」って言ってたのが
免許取得直後にクラウンwww
それ、まるでバブル最盛期じゃんってね。
なので、深夜 息子2号が帰ってくるのを待って
当時の僕の月収を聞かせて、
自動車本体だけでなく付帯費用の話もして、
自分で維持できるか冷静に考えるよう促しました。
親から「こうしなさい!」ではなく
自分の頭で結論を出したように導く為の
まわりくどい方法です。
昔の僕の心に余裕があれば、彼らが小さいときから「そうした」んでしょうけど
「そうして」こなかった結果が今みたいになっているので
あわてて軌道修正に躍起です。