昨日は、ちょっと柿を撮りに自転車で出掛けました。
ウチの前の丘の裏側に行くと「蓮台寺柿」という、
それなりに昔から地元ではブランドだった柿の生産地があります。
かなり歴史のある名物柿らしいので、この柿を作っている丘の峰にある神宮への参道で全国からの参拝客に賞味されたのでしょうかね。
そうそう、散歩がてら碑文を読んだり調べたりしているうちに自分でも驚いたのですが
丘の上の、今は寂れた昔の参道は、どうやら昔は文化の発信地だったらしいです。
ご存知、中学校の社会科で習ったとおり
江戸時代の日本国民は、各地に設けられた関所とか、効率的な人民管理制度と密告の奨励、連座制などで国土の移動が厳しく制限されていたというわけです。
その中で、数少ない例外として「伊勢参り」が口実として許可されていたわけで。
もう、庶民の一世一代の大イベントだったそうです。
そういう背景で全国から神宮目指して参拝客が来るから、神宮に向かう参道では最新の芝居が演じられ、その噂が全国に波及して、次の参拝客の期待をふくらませるサイクルができあがっていたそうです。
あぁ、それはいいや。柿だ。
柿は1年に1個食べればヨシ。
そんな感じで僕は柿をそれほど好まないのですが
見るのは大好き。
柑橘類もそうですけど
緑の葉っぱをいっぱいつけた木に実が「鈴なり」になってるのを見るのが、とっても好きなんです。
あと、重複しますけど
「鈴なり」「すずなり」って言葉がとっても好きです。
語源は神道で使う「神楽鈴・かぐらすず」に似ているからだそうですね。
巫女さんが持って踊ってシャンシャンシャンってやるやつです。
さて、今日は10時から商談。
シャワー浴びて洗濯干して、出掛けます。