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水銀鉱山にいってきた

昨日は、寝ている間にアイデアがあったので朝、少し仕事をやって。

お昼前に、車で30キロくらい離れた丹生(にう)っていう里に行って「ひとりハイキング」してきました。

佐那神社

最初は、その手前で佐那神社っていう天手力男神(アメノタヂカラオ)を祀ってる神社に寄って。

あぁ、天手力男神ってのはアマテラスがスサノオの横暴っぷりに怒ってか嘆いてか、天岩戸(あまのいわと)に隠れちゃった時に、世の中が暗くなっちゃってみんなが困ったので、外でどんちゃん騒ぎをしたら彼女が「何だろう?」って岩戸のふたを少し開けて、その隙にアマテラスを引っ張り出したのがアメノタヂカラオね。

全国にいくつかアメノタヂカラオを祀ってる神社があるそうですけど、そのオリジナルで、チカラとスポーツの神だそうです。

必要無いかとは思いますが、マンガで描いた様な可愛らしいデザインをした「おちんちん型の石」を祀ってあったことも報告しておきます。

丹生大師(神宮寺)と丹生神社

さて、それから丹生大師(神宮寺)と丹生神社っていう2つの古刹がまとめて建っているところに行って。

どちらも歴史ある古い宗教施設なんですけど丹生(にう)。           new…

そこの駐車場に車を置いて。

水銀鉱山跡

炎天下だけど、田んぼにひいてる用水がゴボゴボと涼しげな音をたてている村内を歩いて。
水銀鉱山跡に行ってきました。

水銀の思い出

水銀って、小学生の時とか、誰かが電池から抜いた水銀を学校に持ってきて、それで遊んだ記憶があります。

銀色してて、つまもうとするとツルツル逃げる液体で、表面張力で丸っこくなって、重くて。
ターミネーター2みたいな~

かつての伊勢特産品


今は伊勢の特産物っていうと赤福とかヂャスコとかあずきバーとかベビースターラーメンですけど
昔は水銀とか、それを原料にした朱あるでしょ。

昔、お習字の時に先生が使ってた赤いの。

それと、これまた水銀が材料な白粉(おしろい)ね。
それらが特産品。

水銀の凄い用途

ところがね
こんなチマチマしたものより、もっと大きな水銀の用途があったのよ。

当時の市民ホールであり、末端行政機関であり、大陸伝来の最新テクノロジーを駆使した怨霊退散祈願成就装置であった寺。

それら多くの「寺」が必要としたもの金メッキ。
当時の金メッキ技術に水銀は必須だったんですね。

あの奈良の大仏も元々はゴールデン!だったらしくて、そのメッキに使われた大部分が伊勢産の水銀だったらしいし。

というわけで、前から知識では知ってたんですけど
見に行ってきたというわけです。

坑道は何だかアレな気配

いやさ~
山の中、ひとりでしょ。

で、
坑道から、すげぇ冷気と霊気が噴き出してるのよwww
なんか、暗い穴の中からたくさんの視線を感じるような~
さすがにオカルト嫌いな僕も、ちょっと気持ちわるかったわ。

で、帰りに洋菓子買って、父ちゃんに持って行きました。
って唐突に終わらせてすみません。

ってのはね
その特産物だった水銀と、昔の水銀をめぐる事情と、高値で売れた水銀のおかげで繁栄した村と、その結果である先に少しだけ挙げた丹生大師(神宮寺)や丹生神社と結びつけて書くと、文章が終わらないのよ~

というわけです。

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