浪費
これは、もう販売戦略とか広告戦略の基本なので知っている方も多いかと思われますが
ヴァンス・パッカード著『浪費をつくり出す人々』(1960年)
- もっと使わせろ
- 捨てさせろ
- 無駄使いさせろ
- 季節を忘れさせろ
- 贈り物をさせろ
- 組み合わせで買わせろ
- きっかけを投じろ
- 流行遅れにさせろ
- 気安く買わせろ
- 混乱をつくり出せ
節約
というわけで、これを逆に
- 使うな
- 捨てるな
- 貯めろ
- 四季を堪能しろ
- 贈り物は贈るな
- 必要な物を単品で買え
- 煽りに乗るな
- 流行を追う必要は無い
- 熟考してから買え
- 混乱するな。目的を見失うな
とすると豊に生きられるよ。
というわけですね。
まぁ、実際のところは、
「しこたま金をタンスに貯め込んだまま亡くなったご老人」の話もたまに聞きますし
この言葉どおりじゃなくっても
「広告や世の中の空気に騙されないようにね」程度で捉えておけばいいのかな。
広告屋のくせに、そういうことを言ってみます。
てか、八百屋が「よい野菜の選び方」をブログで書くのと一緒か。
個人的に強く思うのは
せっかく日本にうまれたのだし
特に四季は楽しみたい。
で、その楽しみ方は古典などあさると楽しみ方の具体例を知れるというか
イロイロと「気づき」に深みが出てきます。
長い時を経ても、日本人のやること考えること
あまり変わらないからです。