「源泉掛け流し」「坑道から湧出」「トロッコで行く」湯ノ口温泉
昨日、和歌山との県境に近い場所にある
湯ノ口温泉 っていう所に行ってきました。
前から存在だけは知ってたんですけど
「源泉掛け流し」「坑道から湧出」「トロッコで行く」という、
この温泉の3つのキーワードがイマイチ頭の中で繋がらなくて。
なんかネガティヴな印象だったんですけど
最近、友人との会話で「新しい道路(ほぼ全線トンネル)が開通して熊野がスゲー近くなって感動!」って聞いて、あちら方面に行きたくなったのもあります。
で、現地に着いてみてようやく意味がわかった。
出発駅の入鹿温泉
まず、トロッコの駅Aがあって、
そこに併設された入鹿温泉ていう本来の目的と別の系統の温泉があるのね。
かなり広い駐車場もあります。
トロッコは、昔 この辺が鉱山だったときに使ってたものを
観光用に転用してて、ちっちゃくてかわいいんだw
銅なんかが掘れるらしいけど
奈良の大仏さんにも使われてたんだって。
大仏さんのメッキは松阪の山間部の水銀を使ってたし、凄いな三重県www
予定外に入浴
で、トロッコには時刻表があって
ちょうど前の便が出たばっかりで(人生全般によくあるパターン)
次の便まで1時間以上あったので温泉Aに入って時間をつぶす。
で、ようやく発車時間になったので
木製のトロッコの客車に頭をかがめて乗って
もの凄い振動とともに坑道をノロノロ走ること10分くらいかな。
到着駅の湯ノ口温泉
駅Bに着く。
ここが本命の湯ノ口温泉。
つまり「温泉のおかわり」ってことデス。
湯の口温泉
でも源泉の系統とか違うから
先に入った温泉とは全く違った湯だったですよ。
ここは、肌がキュッとなるタイプの湯でした。
こんなの地下から湧いてくるんだから凄いわ。
後醍醐天皇の隠し金山を掘っているうちに出てきたとか。
そういう観光地にありがちなハク付けの是非はともかくトロッコ&温泉
いや~素晴らしかったです。
というわけで僕の中の名泉リスト
- 奈良県曽爾村のお亀の湯
- 奈良県十津川村の十津川温泉
に、ようやく地元三重県内の温泉がランクイン!
バンガローも併設されてて
寝具3組付きで1棟6000円~だそうです。
「地の果て」にあるので泊りがけだと一層よいかもです。