秋ですし、
昨晩は、とびきり塩辛いシャケで酒を愉しみたくなったので
少し遠くにある友達が店長をしているスーパー(やや置いてあるもののグレードが高い)に行ったら
期待どおり弁当・お茶漬け用の
極限クラスに塩辛いシャケがあったので買ってきました。
3切れ398円。
いつも不思議に思うんですけどシャケって
今頃よく出回ってる塩してないムニエル用のとか、甘塩(甘くはないだろ!っていつも思う)なんかヂャスコの火曜特売で70円くらいだし
(いつもカマを狙ってる)
それに対して3切れで398円ってな。
賞味期間とか長いはずだから
売る側としても扱い易いんじゃないかと思うんですけどね。
それなのに
なぜ高塩度シャケは値段が高いのか?
で、洗いモズクも買ってきて、
あの礼拝する~
そりゃモスクだっての~みたいな。
で、もらいもので調合済みの寿司酢があったから、それダポダポかけて一丁アガリ。
さてさて秋の夜を愉しむひとり晩酌の開始。
ひとり酒、大好き♪
そういえばさ、「雨窓閑話」ってタイトルで作者不明、嘉永四(1851)年十月発刊の随筆が残ってるんですけど
まぁ今で言うブログみたいなもんですかね。
徳川家光公の時代に、当時は今で言う軍事政権だったワケですけど
その政治の中心地、江戸城に重臣らが交代で通勤してたワケですわ。
弁当持って。
で、ある日の食事時、
そのなかのひとり毛利秀元候が弁当を開けたらシャケ弁でさ。
シャケの切り身が入った。
ま、大名っすから、きっと塗りものの立派なお重に入ってたんでしょうけど
んだら、それを見つけた周囲の大名らがワラワラ集まってきちゃって
「それ、なんていう魚?ちょっと頂戴っ」とか
「超うめ~っ」みたいな。
結局秀元候は、ほとんど弁当を食べられちゃったという話。
どこの高校の昼休みだよっ!ってな。
弁当を全部食われちゃったというのは
A:いじめ
B:人気者
この場合はBっしょ~みたいな。
なんだか和む話が残ってます。
シャケって昔は高級魚だったのねん。