俗に言うショットバーというやつ。
バブルの頃は雨後のタケノコみたく盛り場にありましたけど
今はどうなんでしょうかね。
若い男って、まだ空想の中に棲んでいるのよ
ショットバーに行くと注文するものは決まっていて
最初はカンパリソーダ。
以降マティーニ。
ベルモットはごく少量。
そう、アレを意識して
“Vodka Martini. Shaken, not stirred.”
007の主人公のジェームズ・ボンドがいつも飲んでるやつです。はい。
それについてバブル時期の
ポパイやらホットドッグやらの「チャラ雑誌」が
「持ち上げ記事」を書いていたのを鵜呑みにして
「マティーニ。ベルモットは1滴でいい。」とか
バーで頼んでいたという痛々しい過去がありましたとも。
あんなもん飲み続けていたら
ほとんどジンのストレートだもんですから
結構酔っ払うんだな。これが。
というか、今だから正直に言うと
あんなのアルコールが強すぎて一般的な日本人の体質に合わない。
ずいぶん自然体になったつもり
歳を重ねると
格好をつけるのが面倒になる(老化)のと
客観的に物事を把握できるようになるのと
単に、自分や周囲に正直になるのと
そんなのが渦巻いていますけど
それは着古した服のように、
身体にピッタリ合ってるんじゃなくて
馴染んで、ゆとりがたっぷりあって
そんな感じで毎日が過ごし易いです。