よく僕の同業者とか、仕事中に
イヤホンで音楽を聴きながら・・・
みたいなスタイルも多いらしいですけど
僕は仕事の内容にもよるけど
集中力が落ちるケースが多いので
わりと無音な状態でせっせとやってることが多いです。
忙しいとはいえ、
そういう時は何かと心が積極的になってるので
昨晩も遅くに仕事を終えて
夕飯を食べているうちに台所のガスコンロが気になってきて
コンロを分解して大掃除を始めました。
子供らは全員仕事で調理経験者なので材料さえ買っておけば
適当に自分が食べたいものを作ってくれるのはありがたいのですが、
あと食後も自分が使った食器やフライパンを洗ってくれますけど
ガスコンロとかは汚れてきても無視なんですね~
さて、仕事場には なぜか楽器がたくさん置いてあるんですけど
時々休憩で手にとって弾くのは気持ちのリフレッシュに最適です。
指と大脳は繋がってるんだな~って実感します。
でも、楽器もメンテナンスが必要。
ウチには圧倒的に弦楽器が多いので
弦楽器は指で直接弦に触れますから
弦の劣化が早くて、時々交換してやる必要があるんですね。
いまから思い返すと、交換用の弦を買うのも
子供の頃は小遣いを工面して大変だったなw
まぁ、そうやって休憩がてらメンテナンスをしてます。
劣化した弦を外したら
オレンジの精油を混ぜてある、よい香りの油で指板を磨いて
弦に指でテンションをかけながら糸巻きを回して、きれいに巻いてやります。
コツがあって、単に巻くだけじゃ上手くできないんですよ。
指先と目と耳(張り加減)を使って集中して作業をしている時に
鼻から爽やかなミカンの香りが入ってくるのは心地よいです。
コーヒーを淹れる時だって、それを面倒と思うか
「あぁ、いい香り」って楽しむか
それだけで生きてる瞬間の感じ方が正反対になりますよね。
いつからか楽器のメンテナンスも楽しめるように自分が変わっていました。
というわけで、息子らが小さかった頃から
自転車に空気を入れたり油を注しながら
「道具にはメンテナンスが必要なんだよ」って
口すっぱく教えてきたんですけど
僕の教え方が悪かったのか
子供らが何かを整備している姿を見たことがありません。
育児というメンテナンスは失敗した模様。
がーん。