日本だと超高級チョコレートってことになっているGODIVA。
あれって現地人に言わせると「森永のチョコ」程度の感覚って小耳に挟みました。
国内外のイメージの差を利用した高付加価値化ってやつですね。
べつにいいんじゃないですかね。
舌で味わうのもよし。
情報を味わうのもよし。
嗜好品ですし、「うんと高いチョコ」って思って味わうのも大いに結構な楽しみ方だと思います。
関連して思い出したんですけど
僕が小学校6年生の時に
当時は僕もTV観てたんですけど
大河ドラマで黄金の日々というのをやってまして。
主人公が、後の堺の豪商 呂宋助左衛門(納屋助左衛門)なんですね。
その人は戦国動乱期に貿易で大もうけして豪商になったんですけど
茶の湯ブームに乗じて呂宋(フィリピン)から原住民が便器代わりに使っている壺を大阪に持ち込んで
呂宋壺ってことで茶壺として、
さも由緒ある名器と思わせて暴利をむさぼってたのが秀吉にバレちゃって
仲良しの千利休は切腹。
助左衛門は間一髪で船を使って国外脱出するまでがドラマになってまして。
エンディングは堺の街が炎上してるシーンでしたわ。
同じモノなのに場所を移すことによって価値が大きく変わるんですね。
というわけで、少年網にとっては「貿易って手品みたいで面白そう」って思って今に至ります。