既に皆様ご存知、デイヴィッド・ボウイが逝っちゃいましたね。
小学校から洋楽専門でやってきた僕は物心ついたら彼の名前は知ってましたけど
当時は皆そうでしょうけど
今と違って基本的に音楽は全て有料でしたから
彼がどんな音楽をやってるか聴くほど金が回らず、ずっと「名前だけは知ってる」という状態だったんですね。
そういうわけで僕の中でのデイヴィッド・ボウイは「みらいのくらし予想図」みたいなピッチピチの服を着て
眉毛が無い状態の頃の姿でした。
その後、まともに彼の映像を見たのが
92年のフレディ・マーキュリー追悼コンサートなんですけど
鮮やかなミントグリーンのスーツ姿で
いきなり祈りはじめちゃいましてね。
それがまた、かっこいいんだ!
隙が無い格好良さ。
世の中には「格好いいことが仕事」な人も居るもんだねぇ…って
その、追悼コンサートで
フレディの為に祈ってたデイヴィッドが逝っちゃって。
死は誰にでも訪れると理屈ではわかっているものの
世の無常さをじんわり感じる訃報でした。