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文字を読みたくて

飲んでばっかりの日々

思い返せば節分の前の晩、
先輩社長にお迎え付きで行きつけの割烹に連れて行ってもらって

刺身とか

季節の酒肴を愉しんだ後、毎度の定番パターンで

特注の鉄火巻き

〆に暴力的な鉄火巻きとワサビ巻きを出してもらって一同悶絶した後
餃子専門店に寄って、
その後はウチの三男が勤める某焼き肉チェーンに行きたがるのを頑なに阻止して
ウチまで送り届けてもらいましてね。

帰ってきたらショック!

で、その後 僕はウチの居間でパソコンつけて。

もう、毎夜の事なんですけど
ネットニュースとか、文字が読めないんですよ。
飲んだ後にパソコンに向かうと、全然文字が読めないの。

で、諦めて歯を磨いて布団に入って本を読もうとするんだけど
やっぱり、本も文字が霞んで読めないんですわ。
「何だかな~。このまま一生を終えるのかな~」って考えてて。

実験で酒やめたら

で、試しに翌日は晩酌をやめてみたんですね。
そしたらその日の晩から効果テキメン。
いきなり夜中でも文字が読める!

で、調子よくなっちゃいましてね(単細胞)
これが禁酒の動機なんですよ。

やっぱりねぇ、文字を読みたいんですわ

当たり前といえば当たり前なんですけど
人は自分の知識の範囲でしかものを考えられませんから
その、自分の考えのフィールドに行き詰まりを感じてたんですね。
それが「何だかな~。このまま一生を終えるのかな~」の真意。

とはいえね
酒抜きだと夕飯なんかも「残り物でいいや」ってなっちゃうのがね。
「食事の質ってのは人生の質」(とか考えてるから肥える)
だけど本を読めないのも確実に人生の質を落としている。

どっちなんだ。おいっ!

結局のところ、バランスですなぁ。
というわけで晩酌再開後は日々の酒量を減らそうと思います。
本を読める程度に。

文字を読みたくて自分と戦ってるって
どっかの発展途上国の学校に行けない子みたいだ。
飽食が生み出す変な矛盾…

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