ちょいと明日の朝は
鳥羽の奥地で催される神事を取材しに行くので
これは前の日の晩に書いてます。
最近、このパターン多いな。
さてさて
15年前にこっちに引っ越してきて
お金もそこそこ有るし
しばらくは毎日遊んで暮らしてたんですけどね。
そうやってプラプラしてた頃
市内の外れに竹材屋さんなんか見つけて
世の中には珍しい商売があるもんだな…って。
竹を売って生計を立てられるなんて、凄くないですか?
材木ならわかるけど、竹ってそんなに需要あるか?みたいな。
ま、そんな感じで。
何で唐突に?
今日は天気いいし
昼頃、麺の撮影をしようと思ってましてね。
そしたら、ひらめいた。
てか、どっかで見た竹を使った盛り付けと
すっかり忘れてた竹材屋さんが脳内で結合しまして。
で、生涯初
竹材屋さんを訪れてみました。
写真は店頭で、裏に作業所がありましてね。
3M?4M?無数の竹が立てかけてあって。
(カメラを車に置いたままだったので作業場は撮れなかった)
で、店主とおぼしき僕より一回りくらい年上の人に
用途と脳内イメージを細かく伝えて。
そしたら竹を選んで、ペーパー掛けしてカットして
再びペーパー掛けして
皮や断面、
見える部分の見栄えとか、
置いたときにも安定するように裏側にもひと仕事とか
手際よく作業してくれて
まったく僕の希望どおりのモノを作ってくれました。
しめて20分くらいかな。
2000円。
でね
作業中に竹の話をイロイロ教えてくれて。
たとえば僕なんか竹っていうと5月6月のイメージなんですけど。
今頃って青竹の感じするでしょ?
ところが今頃刈った竹はダメだそうです。
青いのが保たないんだって。
竹を刈る時期は秋に限るそうです。
で、秋に刈った竹は確かに今でも青々してるのね。
なんかね
新しい強力な助っ人と知り合えた感じですよ。
表現力、パワーアップ!
今後は竹モノで困らないわ。
というわけで
帰りしな、某所でモミジと笹を刈ってきて
ヂャスコでロックアイスも買って調達完了。
麺を茹でて撮りました。
けど…肝心の麺が僕の希望どおりに写ってくれなかったのが残念。
ま、与えられた条件でベストは尽くした。
そこの社長さんは
「網さん、マニアすぎ」っていつも言うんですけどね。
いいのだ。
まるで女性が自分の髪にこだわるように
麺の品質、茹で加減、色つや、写真の写り映え、などなど
製造元が嫌がるくらい、やかましい。
自分は髪の毛、無いくせに~。
さて、今日のオマケ。
あ、撮影を終えた麺はノビちゃって
だけど勿体ないから少し食べて
でもマズいから残りは畑に捨てました。
土に還れや。
で、車に乗って
今度は銀行屋さんに向かう途中。
「お、ホンダのレジェンド 珍しい…でも、これ覆面とちゃうか?」
と思ったら、屋根の上にピョコッとパトライト出現。
出すところ、初めて見たわ~
とか喜んでいると
いつの間にか僕の後ろには白バイの隊列。
おぉ!警備車両に挟まれて
なに、このV.I.P.感覚~!
いやもう、毎日警察ネタに事欠かない伊勢であります。
僕が彼らの作り出す非日常を楽しんでいるように
彼らも伊勢出張を楽しんでくれればいいな。
みんな、益々日本と伊勢を好きになるのだ~。
それでは皆さん、よい週末を~