一本釣りカツヲを4回カビ付けして作った節を削ったという削り節を買ってきたのね。
それと、会社員時代の先輩が
山奥の清流が流れ込む田んぼで作った新米と一緒に
朝食は「ねこまんま」にしました。
ねこまんまって、たまに食べると至上の美味ですよね!
そりゃさ、毎朝巡回してると、
みんな凝った料理を何品も、いつも驚かされます。
それに比べて伊勢の国は素材勝負!腕前三流。
だけど、それなりに美味しいから何世代経っても進歩しないんだな~
鼻に抜けるカツヲ節と醤油の香りに心が目覚めます。
茶碗の底が少し見えてくると僕お得意の味変え作戦。
ほんのちょっぴり無焙煎のゴマ油を垂らします。
こういう楽しみを持っていると
まことに情けないことですが独りの食事はとても愉しいように感じます。
そこに不満や不安が無いから、いつまでも進歩しないのでしょう。