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下駄と空回り

それでですね。

剣道の話

下駄ですよ。下駄の話。

小学校2年生になったらスグに剣道を習い始めましてね。
で、基礎を身に着けたと認められると防具の購入許可が出ます。

というわけで、その頃は何年生だったか覚えてないんですけど
ある日曜日、父ちゃんに連れられて
練馬駅から黄色と銀色の西武池袋線で池袋に行って東口を出て、
まだサンシャイン60が建つ前の「あの辺」の武道具屋に歩いて行って、
「安くなるから」ということで剣道の先生の名前を告げて
(後で考えるに、これはキックバックだろ…)
試着とかイロイロ済ませてから鎧兜を一揃い買ってもらって。

本当は竹でできた竹胴が欲しかったんですけど
さすがに渋すぎて子供用は無かったです。

普通のツルツルの黒いやつで少し残念でした。

さて、昔の練馬区では小学校4年になると自転車に乗ることが許されましてね。

週2回の「剣道の日」の放課後、帰宅してね。
家で胴衣を着て行きます。

防具一式の大きな袋は自転車の二人乗りする部分にゴムひもでくくりつけて、そこに長い竹刀袋を刺して、それでハカマを履いた状態で自転車に乗って。

袴はチェーンの油で汚れるけど、紺色だから親にはバレないだろうと。

下駄の話

そんな感じで少年剣士ライフを過ごしていましてね。
もうね、なんだか心がサムライでござるのよ。

というわけで、ある日 母ちゃんに「下駄欲しい」って
何気なく言ったみたのでござるよ。

そしたら意外や意外、すんなり買ってくれましてね。
それがまた、本格的というか、オヤジくさいというか。
大きくて四角で、こげ茶色で焼き桐、堂々たる2本歯のやつ。

僕、今はクスリでもやってるの?みたいな色使いが好きですけど
子供の頃は渋好みだったものですから一発で魅了されましてね。

で、「下駄が最も映えるシーンは胴衣を着た時で間違いない!」と。

というわけで次の剣道の日、僕は張り切って
自転車に防具を括り付けて下駄姿で自転車に。

いつもどおりペダルに足をかけて助走して
右足を大きく跳ね上げて自転車にまたがると…

ややっ!変!

足が…

そう、下駄の立派な2本歯の幅と
自転車のペダルの幅が偶然一致してまして
僕の両足はペダルに固定されてしまったんですね。

で、驚いてそこで止まったのがいけなかった。

防具を括り付けて重く、大きくなった自転車もろとも
僕はアスファルトの地面に横転。

痛かったな。

その後、どうしたか覚えてませんけど僕は下駄が急にイヤになっちゃって
結局、父ちゃんが履いてました。(足が小さい)

と、まぁ
週初めの朝っぱらから、たいして面白くもない事を
おまけに長文ですみません。

今日は朝早くウチを出て津、午後は鈴鹿で帰りは遅くなりそう。
おまけに宿題付きだろうからコメントは閉じる。すまぬ。

というわけで、これは前の日に書いて予約投稿
つまり、僕は日曜のコンディションで
リアルの月曜の皆さんのコンニチハしているわけです。

そりゃまぁテンションも違ってきますわな。
ごめんなさい。

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