お手製の塩辛
友達がイカの塩辛を作って持ってきてくれました。
「生臭さを消すにはどうすればいいかね?」って訊ねてきたから
ちょうど親の家の庭のレモンを持って帰ってたので
皮の黄色いトコだけを極細の針切りにして混ぜるよう言って見送りました。
頂いた小瓶を10日ほどウチの冷蔵庫で熟成させてから
冷酒と一緒に頂いてみると上出来。
さらに翌朝、ご飯で頂いたら泣けるウマさ。
友達が気にしていた生臭さも野趣のうち。
酒で旨いものはご飯だと一層旨いですね。
と、当たり前のことを失礼します。
塩辛で思い出した
つい2年くらい前までは麦茶でさえ「苦い!」と飲めなかった三男が
今では暇さえあれば飲みに出かけています。
いろんな店に行っているようで話を聞いていると面白い。
「お前はミシュラン君かっ!」みたいな。
昨日は仕事が休みだったので
神宮の門前町の道端で海産物など焼きながら飲ませてくれる店に一人で出かけて昼間から観光客に紛れて飲んでいたそうです。
普通の親は、いくら休みだからとはいえ
息子が昼間から天下の往来で飲んでいたら
「みっともない!」と叱るんでしょうけど
三男はそれなりに店や通行人を観察していたり
抜群に人当たりが良くてコミュニケーション能力に長けているので
村人らと親交を深めているような感じでしょう。
僕は一種の社会勉強とか通過儀礼と全く心配しておらず
「おう。そうかそうか」と
目を細めて息子の話に聞き入っている
バカオヤジでございます。