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白い赤福

あの赤福の限定品

というわけで白い赤福という何だかワケのわからない商品が今年4月の菓子博で限定販売されるそう。

 

ふふふ。こいつだw

報道発表では以下のとおり

和菓子老舗の赤福(三重県伊勢市)は、江戸時代後期から明治時代末期にかけて黒砂糖を使ってつくられていた赤福餅をイメージした復刻版と、白小豆を使った白あんの赤福餅を、4月に同市で開幕する全国菓子大博覧会で限定販売する。

赤福によると、1707(宝永4)年の創業当初は塩で味付けし、江戸後期に黒砂糖に切り替えた。白砂糖を使った現在の赤福餅は1911(明治44)年に皇室に献上したのが始まり。第1回菓子博がこの年に開かれたこともあり、地元開催に合わせて土産用に復刻版をつくることにした。

<中略>

また、菓子博では、初めて白小豆を使った白あんの赤福餅も売り出す。

最初は僕も菓子博に行く気満々だったんですけど諸般の事情で何だか行く気が萎えてきまして。

ところが、この限定生産品は面白いなと。

そうだ!作っちゃえw

チャレンジ! 白福

というわけで昼過ぎに用事を済ませたら自転車に乗り換えて赤福に行って2個入りを買ってきました。

2個入り、初めて買ったんですけど
すげー箱にコストかかってるよ。

 

こいつが菓子博のキャラクターなんですけど
最近ゆるキャラとかの氾濫で
何だか見てるとイラッとしてくるのは
僕にカルシウムが不足してるってことかな?

 

開けると ほーれ。

赤福が鎮座しております。

 

はい。ご 近影です。

美しいですね。

この文様は指でつけられているそうです。
(店頭販売分はそう。工場で作ってるのは知らん)

 

はい。そこであんこを剥がして「剝き餅」にします。

いくら僕が近隣住民だからといって
こんな食べ方をしたのは初めてですけど
中味の餅も結構美しいですね~

カタチの均整がとれてる感じ。

色合いから半円真珠を連想します。

 

意外と白あんが入手困難だった件

次に白あんを用意…と思って
白あんを扱っている別の和菓子屋さんに行って
「白あんだけ売ってもらえますか?」って聞いたら

  • 予約が必要
  • 最低ロットは500g

という条件だったので「やっぱり要りません」って。

白あんHack!

で、僕は思いついたんですよ。

「白あんの饅頭を分解しよう!」って。

それがコレだw

 

で、めでたくニセモノが完成w

やってみてわかったこと

あんこの整形、いわゆる「指跡マーク」がめちゃめちゃ難しい。

というか、ご覧のとおり 上手に再現できませんでした。

 

脳内のメイキングイメージでは
簡単なつもりだったんですけど
全然思うとおりのカタチができないのは
とってももどかしかったです。

そして、あんこを手で練ると想像以上にベタベタします。

いわゆる糖分の手触りです。

これも思い通りに造形できなかった要素のひとつでした。

シリーズ化なるか?

次は姉妹品で青福や緑福
そして真っ赤な赤福を作ろうと思いますが
もっと練習してからにします。

ん~。

こういうデイリーポータルZっぽいレポート、やってみたかったんだ。

というわけで遊びは手早く切り上げてお仕事です。

こうやって「気になる事」を済ませてしまうと
心のメモリーの空き容量が増えるので
きっとよい仕事ができるんじゃないかな…
きっとw

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