ヂャスコでキノコと夕飯の買い物をしに行きました。
ひな祭りの晩とあって、
店内放送ではひな祭りの歌が流れつつも
各売り場のワゴンにはひな祭り商品に値引きシールを貼って並べています。
魚売り場に行くとハマグリの処分をしていました。
県内産と支那産が並んでました。
写真には欠けて写ってるんですけど
ご丁寧に、それぞれで吸い物まで作ってディスプレイしてありました。
右が支那産で左の立派なのが国産ね。
佃煮屋
僕が会社員だった頃から仲良しの
佃煮屋の社長がいるんですけどね。
彼は僕より4つ年上で年が近かったのもあるかな。
工場だけで4階建ての大きなビル1個あるの。
就業時間内は会社をサボったりアリバイ作りに協力してもらってたり。
泊りがけで飲みに行ったり。
焼きハマグリの名声で
江戸の食いしん坊をうならせた桑名の人です。
で、桑名の佃煮屋なので主力商品は貝の佃煮です。
まだあるぞ伊勢名物!
こっちでは「しぐれ」って言うんですけどね
子供の頃の夏休み、こっちに遊びに来て
川に泳ぎに行くのが日課だったんですけど
(神宮のあの橋のすぐ下)
婆ちゃんが「しぐれのおむすび」を持たせてくれましてね。
今やコンビニでも「しぐれ」を具にしたローカル商品があるのよ。
朝、握ってお昼頃になると
中央のしぐれの周囲に接してるごはんに貝醤油味が染みて。
かたやカッチカチに炊いてある具のしぐれは
ご飯の水分を吸って柔らかく戻ってて美味しいの。
「しぐれ」単体だとたいしたこと無いんですけどね。
もっと全国に普及すればいいのにとか思ってます。
貝の話に戻って
で、その佃煮屋の社長と話してますと(やたら話好き)
当然、貝の話が多くなるんですけどね。
支那のハマグリは黄色っぽいから国産のと一発で見分けがつく話とか
海外で未開拓の漁場を見つけて貝を乱獲していると
しだいに貝殻が薄くなるんだか厚くなるんだか忘れちゃったけど
そういう変化が起きる話とか、面白かったな。
僕がよく桑名に行ってた時代は
まだ支那から輸入したハマグリを3ヶ月間 桑名の海というか河口で蓄養して、
それを国産として出荷する手口がまかり通ってたんですけど今はどうなんだか。
だってさ、たとえばジョン君、アメリカ人でも何でもいいや。
彼が日本に半年ホームステイしてました。
ジョン君は自動的に日本人になったでしょうか?
ならんよね。
ちなみにハマグリっていうと桑名とか内湾、河口のイメージだけど
県内で外洋に面した浜で
スゲーーー立派なハマグリが現在も獲れます。
詳しい事は書けませんけど。
何が言いたいのかアレな文章になってしまいましたが
春の節句と旬の貝にまつわる話、ご清聴ありがとうございました。