先月の話なんですけど
時々新規のお客さんを紹介してくれる元職場の友人にお中元がわりに冷や麦をあげました。
昼寝をしていたら彼からお礼の電話が入って
「こんど田舎に帰ったら梅干し買ってきますよ!」って。
「え?田舎どこですか?」って聞いたら和歌山だって。
「あぁ、僕も紀州ですよ!梅だらけだから結構ですw」って。
三重県は藩でいうとメインの伊勢、小さいながらも1国だった志摩、忍者の伊賀、そしてうんと南は紀伊。
4つの藩の連合体なのよ。
紀伊っていうと現在の県単位で和歌山って感じだけど
三重県の深南部も紀伊なんですわ。
現在でも多くの人は県民性を語るには県単位よりも藩単位で考える方がしっくりきますやろ。
で、「あ~。一応同郷だね~」みたいな話になって。
というわけで、これがフックになって
近くのヂャスコの梅干し売り場を覗いたら
あらあら。以前は和歌山との国境に近い所まで買いに行ってた(贈答用)梅干しがあったから買ってみたよ。
じゃじゃん。本物の紀州梅です。
紀州梅も魚沼産コシヒカリやらブランド牛と同じく生産量と市場流通量の開きが大きいとか。
ニセモノだらけということです。
まぁ、梅干しじたいが見た目は梅干しだけど
梅干し製造の手間がかかるプロセスを経ていない”梅漬け”が多く出回ってるそうじゃないですか。
だけどこれはね”婆ちゃんが漬けてた梅”とおんなじ。
パッケージを開けると、とってもよい匂いがします。
で、つまんでみると
酸っぱくてしょっぱい。
梅干しだから当たり前だけど。
てか、僕は酸っぱいものをあまり好まないのを思い出してしまいました。
子供の頃は母ちゃんの田舎からの仕送りに必ず入ってるんだけど
僕は砂糖をかけて食べてたです。
だけど歳とったし
味覚が変わってて大丈夫かな?とか期待したけど
まだまだ「好き」とまでは言えませんな。