今でも100%信じているわけではないけど
地球が丸いって知らない時代に生きていたら
水平線の彼方が微妙に円弧でも
きっと僕は「人間の目の歪み。人間はそういう風にできている」程度の考えで納得していたと思います。
水平線の彼方、
いちばん向こうには海の水を堰き止める塀があるに違いない。
荒天で猛烈に風雨がキツくても海の水が外にこぼれてしまわない頑丈で高い塀があるに違いない。
僕は、そう思いながら生涯を終えるまで疑わずに過ごしていたでしょう。
引力という概念が無かった時代。
”知らない”ということは
知らない”なり”に、既にある知識の中から最適の答えを見つけだそうとする。
”この先の、まだ見ぬ不安”なんていうのも
そういうものかもしれませんね。
そんなのを茶化したのがありましたよね。
”化物の正体見たり枯れ尾花”