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喪主になったよ

僕は長男で長子です。

長子ってのはね”総領の甚六”って言葉がありますでしょ。

あくまで傾向だけど

長男・長女は大切に育てられるため、弟妹よりもおっとりした世間知らずが多いということ。

というわけで普段は妹や弟に迷惑をかけっぱなしなんですけど
”自分は冠婚葬祭用に存在する”という自覚みたいな
そういう覚悟はできています。

昨日、身に染みた3つのこと。

葬儀屋さんとの普段づきあい

葬儀屋さんとは同姓です。

葬儀屋さんの2代目若社長、じつはウチの親の家の3軒隣の住人(世帯主)。

で、名前を漢字で書くと1文字違い。

父ちゃん ○○●○

若社長  ○○●○

黒丸の文字が違うだけ。

というわけで長年”郵便物の誤配は当たり前”というご縁でした。

オマケに先代社長、いわゆる彼のお父さんは
彼の家の向かいの世帯主なんですけど僕とよく似た名前。

僕    ○○●○

先代社長 ○○○●

甥らが幼かった頃は、外で先代社長に会うと
面白がって「○○○●さんだ!」ってフルネームで指さしてたのよ。

という感じで2代にわたって普段から親しくやってもらってましたので何かと助かった。

葬儀ってのはね”個々の家庭や親類、地域のいろんな状況を考えてベストな選択をする”という側面があると思います。

が、家庭状況の3割くらい。

地域事情に関しては100%が既知っていうか言わずとも痒い所に手をまわしてもらって助かってます。

いとこ大活躍

母方は8人兄弟。

というわけで、いとこは大勢います。

その大勢のいとこ、親類への連絡を快諾してくれたのが本家の三女。

僕と同い年のいとこ。

本家の娘という立場上 手慣れているのか、見事な手配っぷりに舌を巻いています。

僕がやる予定の喪主の挨拶で
ファンファーレ鳴らしてクス玉を割って花輪を首にかけて表彰してやりたいくらい感謝してます。

税理士さん豹変

父は、まったく”想定外の急変”でしたから永眠の数時間前まで
僕は確定申告であたふたしていたんですけどね
昨日も顧問税理士さんに来社してもらう約束をしてたんですね。

で、父の事をサラッと話したら
そんなの仕事に関係ないからサラッとですよ。

そしたら関係書類一式を持ち帰って申告まで処理してくれるとのこと。

普段は、そういう契約じゃなくって
やれる所まで、こちらがやって最後に監修してもらうのね。

そこを「状況はお察しします」って進んで一歩踏み込んでくれて助かりました。

まさか、その方向から援護射撃してもらえるとは、ありがたや。

以上

まとまりが無いというか
皆に話すこと用のネタじゃないんですけど記録として書いてる部分が大きいので ご容赦ください。

自分が受けた恩を忘れないようにね。

「父ちゃんgoneで僕 御恩」とかラップみたいなフレーズを思いついてご満悦な朝。

さ、今日から遠来の客人を迎えなくては。

雨降ってるのが気になります。

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