お昼になったら近くの食堂に行ったよ。
ウチの家族がこちらに引っ越してくる前からネットで知り合って世話してくれた兄貴分のような人が経営しているよ。
そこのメニューでな
ウチが作ってるアオサを使った料理があるのよ。
じゃじゃん。
塩カツ丼(正式には、もっと違う字なのだが面倒くさいので)
ここ独自の特殊製法で粉末にしたアオサをご飯に混ぜ込んであります。
カツにも塩+アオサを振りかけて、それで味付けしているんだよ。
すげー美味しいので紹介しました。
なお、ここの伊勢うどんは手打ちでフワフワ。
基本的に僕はアンチ伊勢うどんですけど、ここのだけは好んで食べます。
店が暇な時間帯、店主がせっせと打ってます。
正直なところ
塩カツ丼は全国に広まってほしいと思います。
人は歳をとるとアッサリ味が好きになってくるのだ。
てか、まさか自分がそうなるとは思わなかったよ。
その後は、村内を散歩します。
青いのは電車マニアから珍重されている電車。
田んぼや畑の血管たりえる農道には
ぎりぎり軽トラックが通れるだけの幅で鉄柱を建てています。
これが無ければ観光客が裏道を抜けようとして農道に入り込んで立ち往生する事故が多発することでしょう。
いや、ほんと「どーしてこの道を知ったの?」ってくらい細い道にも
散歩してるとわんさか他県ナンバーが来ますわよ。
その向こうには、わが愛する野焼き。
ウチの前の山は、今日も元気です。
歩いて駅まで行って
近鉄に乗って隣の駅に行って
登山口からのぼって頂上に行って
別の方向に続く登山道を下りると神宮の横に出るのです。
で、ウチまで歩いて帰ると5時間かかります。
さきの食堂店主に面白い話を聞きました。
「毎日のぼってる人おるでな」
「多かった時は5百…何回だったかな」
「いや、1年で」