出来合いのシュークリームはイマイチ。
皮がフニャフニャで空洞が大きくて
まるで空気を買わされたような気分になります。
とはいえ、これができたてだった頃は、きっと美味しかったと思います。
基本的に「職人さんやメーカーの人は工場でできたてを食べているんじゃないか?」と僕は勘ぐっています。
皮がパリパリで、焼きたてのよい香りがするやつを当たり前に食べているのだ。
だから世の中に出回っているシュークリームの惨状を知らないのだ。
きっとそうだ。
と思うと、職人さんがかわいそうにも思えてきます。
シュークリーム職人の人は見ず知らずのオッサンの勝手な妄想で
おまけに同情までされているなんて夢にも思っていないでしょう。
シュークリームに限らず
そういう迷惑な関係性が見えない糸のようになっている
お節介な世界観が、ちょっと好きです。