というわけでですね
経緯を話すと長いのでアレですけど
おもちゃ屋時代に知って驚いた事。
今日は、ちょっと男の子向けの業界裏話。
戦隊ヒーロー物などに出てくる巨大ロボットありますやん。
典型的な進行パターン
最初は人間モードで悪の組織に困らされて
それから等身大の戦隊ヒーローに変身して
さらに、敵に8割がた勝った時点で敵が巨大化あるいは助っ人メカを呼んで
ヒーロー側も、それに対抗して巨大ロボを呼んじゃうんだけど
大抵、巨大ロボは いきなり飛んでくるんじゃなくって
3~5台の乗り物がやってきて
それらに戦隊ヒーローが乗り込んで、それが変形して
それから合体するのだよ。
で、火花を散らしながら悪の巨大メカに勝って今週も無事終了と。
おとなの事情
で、これらの番組のバックには大手玩具メーカーがいて
スポンサーになっているのね。
最初、この世界に入った時に僕は
先ず番組があって、
次にロボットとかキャラクターデザインがあって
そして、そのロボットのデザインを実現化するのが玩具メーカーだと思い込んでいたわけですね。
それがね、逆なんだってね。
最初にロボットのおもちゃありきで
乗り物から変形してロボットに合体するまでのシーンは玩具メーカー側で撮影制作したものをテレビ屋に持ち込むんだとか。
本当かどうかは知らんですけど
玩具業界の先輩から聞いて驚いたのを覚えています。
ところでさ
僕も、いち視聴者として半ズボン履いて、青洟たらしてTVの前にしゃがんでいた頃さ
こういうメカの中に主人公が乗って操縦しますやん。
マジンガーZとかさ。
「パイルダー オン!」とか叫んで。
子供の頃ながら「ロボットに乗っていて敵に殴られたり敵の武器が当たったら搭乗している人間の主人公も自動車事故なみのダメージを受けるやろ。死ぬやん。設定が甘いな。」って思ってました。
今は遠隔操作技術が進んだから
主人公って搭乗する必要無いですよね。
安全第一。
離れた所からリモコンで操作。
ん…それって鉄人28号やん。
時代が戻ってますがな。