膨大な商品を短期間で寝る間を惜しんで分類しました
バラエティーショップで働いていた頃
店にある2万種類以上の商品をPOS化に向けて整理したり
自前でDB連携のPOSレジの開発に店側の管理者として関わった事があります。
その下準備に、店にある商品を全部分類して
JANコードが付いていないものはルールに従って分類ののち商品マスターに登録のうえ独自のコードを付与するという、これまた気が遠くなるような作業が必要なのですけど、そこで学んだこと。
分類する時のむずかしいこと
分類という作業、「AはA」または「AはA1」と分けられればよいのですが
「AでもありBでもある」というハイブリッドな商品によく悩まされます。
「その他」は なるべく避ける
そこで「分類が難しいものは”その他”にしよう」ってすると、あっという間に”その他”だらけになっちゃうのね。
というわけで、商品分類の世界では「なるべくその他に分類しない」という大原則があります。
分類カテゴリーを増やし過ぎるのも避ける
かといってね「じゃ、これはAでもBでもある(ない)からC」ってホイホイとカテゴリーを増やすと、これまたカテゴリーが枯渇しちゃうし
じゃ、カテゴリーの枯渇を恐れて「Aとか1桁でなくAAAAAからZZZZZまで5桁にしよう」ってなったら、今度は冗長すぎて業務が煩雑化するよ。
だから実際の商品や業務の状況を勘案してバランスをとるのね。
特殊詐欺という名称が嫌いで仕方がない
さて、えらく前置きが長くなっちゃったけど
近年、使われている”特殊詐欺”
いわゆる元”オレオレ詐欺”ですけど
この場合の”特殊”って”その他”と同義だから
個人的には、まだ 昔の”オレオレ”の方が表現として正しいのでは?
とか思ってるのですけど、いかがなものでしょうか。