人間は血液を20%失うと生命維持ができなくなるそうです。
さてと、連休2日目が終わりました。
あなたは10連休のうちの20%を既に失いました。
日本の神様のお食事は
さてと、昨日の投稿に対して頂いたコメントで
> 神様ってお魚はお食べになるのにお肉はあかんのかなぁ。
というご質問がありましたので
連休だし、ちょっと掘り下げてみます。
今日は僕と一緒に民俗学の勉強をしましょう(おおげさ)
まず御箸、御飯、御餅、鰒(アワビ)、鯛、伊勢海老、サザエ、アユ、カツオ節、干鮫(サメのタレ)、海参(イリコ)、野鳥、水鳥、昆布、紫海苔、胡蘿蔔(コラフク=人参)、大根、柿、梨などと野菜・果物など海川山野の30種の品々、そして白酒(しろき)、黒酒(くろき)、醴酒(れいしゅ)、清酒の4種類の神酒もお供えされる。
【 伊勢神宮の神饌 】 ←民俗学的な内容なので、スルーしていいよ。
こちらでは知らぬ者がいない矢野先生は
神宮の神職、民俗学者、鮫研究家という珍キャリアを持っているとてもユニークな学者さんです。
わが家の宗教事情
一応 申しておきますと僕は神道の回し者ではございません。
完全に無宗教だったウチは父の死をきっかけに
去年から神道に入れてもらいましたけど
宗教的な意味じゃなくって(神道は宗教か?という問題は置いといて)
僕の最大関心事である
日本人は昔から何をしてきたのか?の一環として
食文化的な意味での掘り下げです。
神様とお肉
というわけで前置きが長くなりましたけど
鳥が肉かどうかは判断の分かれるところですけど、
一応こんな感じで食べ物として鳥をお供えしておるようです。
ここから類推するに
「熱心な仏教徒はともかく、わりと鳥は昔から庶民にも食べられてたんじゃね?」って僕は思ってます。
やっぱり海産物
干し鰹は理解できるけど
この時代から昆布ってあったんだね~
清酒は江戸時代から始まったと記憶しておりますが…
もっと調べないとね。
けっこう身近ってか似たようなもん食べてる
てかさー
お供え(専門用語で神饌(しんせん))って今の自分の食事とあんまり変わらないw
次の2つの対比を思いつきました。
- 神様と自分の対比
- 二千年も離れた昔との対比
今っていい時代だよ。まったく。
あとさ、神様の食事がこんな感じで酒もガッツリいけるし食のタブーが無いってシアワセ。
たまたま日本に生まれたということは
それだけで当たりくじを引いたようなものだよ。
日本だいすき。ありがたや~。
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