たしかに忍耐の先にはあった！│定置網

話すと長いからアレですけど
さっき、久しぶりに元上司に電話したら
私らがお仕えしていた４代目社長が亡くなったとの事で
とても大きなショックを受けています。

これは、いろいろ背景が複雑な話で文章にするのには向かないので
とにかく骨子だけ。

ブログ毎日更新を終えたら

まもなく、このブログの毎日更新を終えたら
４代目社長の息子であった
花火事故で亡くなった
友人でもある５代目社長の墓参りに行きたかったのです。

いくら同族会社とはいえ
さすがに墓の場所なんか、あたしゃ知りませんからオヤジに聞こうと。

そして４代目とお会いするのは20年ぶりのはず。

昔は大声で怒鳴りあった時もあったｗ

広大な中国工場が空爆を受けたかのように事故で消失した時は国際ニュースになったけど
それでも顔色ひとつ変えずに後始末に尽力していた時は
「社長、まだ中国に行くのかよ！」って
経営者の姿勢とか覚悟とか執念を教えてもらった気がしました。

社長が音楽花火というものを作って
私らを集めて意気揚々でお披露目した時
僕は、あまりのショボさに腹を抱えて地面を転げて笑ったら
「網はオレの花火を笑いやがった」って３年以上ネチネチ言われたｗ

だけどもう少しして再会したときは
「おかげ様で自分も何とかやってます」って控えめに言おう。

お土産は、彼の大好物のヤマイモ。

それも、こちら特産のやつを持って行こう。
素晴らしい芋がある。

「社長、元気にやってるかな～？」
ここ最近は、そう思いながら過ごしてきました。

それが、もう　この世の人じゃないとはね。

精力剤が人間の形をして歩いてるような人だったから
故人になってたなんて全く想像できなかった。

「早くに逝っちゃった息子の分も長生きしてくださいね」って言いたかった。

それが…
久しぶりに上司と電話しながら大声で泣いてしまった。

僕にできる事といえば、ネットの海にあなたの名前を流すだけ。
まるで精霊流しのように。

花火業界の頂点として
日本の煙火業界に多大な功績を遺した池谷博文さん、安らかに。

僕が勝手言って独立させてもらった時に頂いた言葉。
ずっと事務所に掲げてます。

僕の道は径（こみち）だけど
暖かい太陽、暑くて困ってるくらいですｗ

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