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餅屋は揉めない

今は土曜の早朝。

激しい雨が降っています。

さて、書きたい事は沢山ありますけど
ブログが禍々しくなるので、やめときます。

皆さん、そんなものを求めてここを訪れるわけじゃないでしょうから。

御福餅を知ってるかい?

というわけで
本来、先週書こうと思っていた事を書きたいと思います。

ひょんな事から二見にある御福餅(おふくもち)本店さんを訪れました。

二見(ふたみ)とは海の上に突き出大小2つの岩をロープで結んでいるアレがある場所です。

アレの名は夫婦岩(めおといわ)といいます。

余談ですが、あのロープは台風の時とか、たまに切れますw

僕のこれまでの結婚生活を連想… ま、ええわ。

場所は伊勢の隣というか平成の市町村合併で現在は伊勢市に含まれます。

さて、その御福餅さん本店ですけど予備知識は
「たしか赤福二見店の並びにあったよな…」程度で、ほとんど何も知らない状態での訪店でした。

百聞は…まさにそれ

結論から先に言うと、素晴らしい!

改装してまだ時間を経てない
きれいな店内では購買の他に喫茶スペースがありましてね。

で、その喫茶スペースにお餅工場が隣接してる
というか、製造風景を眺めながらメイン商品の御福餅はじめ各種甘味や伊勢うどんも各種あり。

ブレンドコーヒーは何とこしあん付きwww

というわけで僕は店内で、期間限定あんずカキ氷を頂きました。

1100円だったかな。富裕層ですから。

全品ハンドメイドだってさ

それでは製造風景をご覧ください。

中央にある水色の箱から
ピンポン玉くらいの丸まったお餅がポンポン出てきます。

さながらウミガメの産卵みたいです。

それをおねいさん達が丸めて、こしあんを絡めてます。

というわけで、御福餅を親の分と一緒に買ってウチに帰りました。

御福餅ってアレなの?

さて、その 地元民じゃなければ「何じゃそれ?」的な御福餅ですけど

あの有名な赤福のジェネリックと思われがちですけど
確かにジェネリック赤福は日本全国各地にありますけど、これは違うそうなのです。

皆さんご存じ、伊勢は昔から全国の大勢の参拝客を受け入れてたわけですけど
そういう人相手に餅屋が沢山あったらしいんですね。

で、赤福さんと御福さんは、その生き残りというわけ。

聞いた話では、これら両社が「お互い古くからやってるし本家争いは止めましょ」って紳士協定があるそうな。
それが本当だったら美談ですねぇ。

あ、紳士協定って今は言っちゃいけないのかw あほくさ

立派な軍師がおられるようで

さて、今や大メジャー商品の赤福に対して御福の生き残り戦略とは・・・

いろいろあるでしょうけど消費者サイドから特筆すべき点は賞味期限。

赤福は製造日を含めて2日なのに対して御福は5日もあるんですよ。

これは大きいと思います。

今までは「賞味期限2日だしな~」って諦めてたことがあったけど、
これで利用シーンがずいぶん幅が広がった。

「え?変な材料使ってるんじゃないの?怪しい薬とか」って思います?

違うんだな~

パッケージに工夫があるのです。

あ、肝心な味ね。

赤福さんと比べて
ほとんど変わらんよ。同じとは言わんけど、ほとんど変わらん。

機会があったら食べ比べてね

というわけで、全国の皆さんはあんまり見ないだろうけど
市民としましては
見かけたら赤福同様でご愛顧をお願いしたいと思います。

「近鉄系の赤福に対して御福は国鉄系の販売ルートに強い」とか聞いたことあるよ。

まぁ試してみてよ。決してパチモノでは無いそうですから。

 

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