みなさん、ぼんじうる
先日は山で藤の花を見て「もう藤だねぇ」ってなって、それから山を越えてウチの南側にある南伊勢町に行きました。
「天気がいいから海辺を散歩しよう」って感じで車を港に置いて
海沿いに散歩を始めましたところ…
港に小さな船が着いて何か揚げてる。
カツヲでした。
カツヲの水揚げに遭遇
隣接する広い市場では漁業関係者がポツンと2組。
揚がったばかりのカツヲを選別していました。
邪魔にならない場所からしばらく写真を撮っていたんですけど、
僕は我慢できずうっかり言ってしまいました。
「これ、売ってもらえませんか?」
いや”ダメもと”で言ったんですけどね。
そしたら返事が意外で「いいですよ!」って快諾ですよ。
いろいろお願いするも全て快諾
- 「カツヲを選んでくれ」って言うから
「それはプロのおねいさんにお任せします」ってお願いして。 - 「持ち帰り用のトロ箱(発泡スチロールの箱)も売ってください」って言ったら
「使ったので良ければあげる」って。 - でね、さらに図々しく
「ゴミの日、火曜なんで三枚に下してもらう事なんか…?」って言ったら
これも、まさかの快諾。
だけど、ちょうど魚を下せる人がその場に居なくて
おねいさんは「ちょっと待っててください」って言うとスマホを取り出して、どこかに電話。
しばらくすると軽トラに乗った婆さんがやってきて
選んでもらったウチのカツヲを手際よく下してくれました。
これからも、よろしくお願いしてきた
というわけで、この日の夕飯は予期せずカツヲ!
僕はお刺身の中で一番好きです。
前からね
「高知の新鮮なカツヲなら食べられる」って言ってた奥さんに「こっちのカツヲも全然負けてない」って言ってたんですけどね。
カツヲって、とにかく鮮度ですからね。
揚がったばかりの「これ以上は無い」って
カツヲを入手できたうえにイロイロ親切にしてもらったので
お代と少しチップを受け取ってもらいました。
「伊勢の者なんで、これからもよろしくお願いします」って。
やったー、いい魚屋さん見つけちゃったよ!
偶然だったけど~
やっぱり最高に美味しかったです
新しいカツヲって血合いが最高に美味しいんですよ。
このアズキ色の血合いがね甘くてね、臭みなんか全然無いし。
とにかく、この血合いの色が最重要。繰り返しましたw
半身は母ちゃんに持っていって息子1号と食べてもらえるように。
で、もう片身の皮を引いて中骨を抜こうと取り掛かったら
奥さんが「そろそろ町内会の会合よ」って言うからさ
後は奥さんに任せて僕は出かけました。
帰ってきたら、凄い見事なお刺身ができ上って、それをトロ箱に入ったままの氷でキンキンに冷やしてくれてありましてね。
さっすが奥さん。農産物の専門家なんだけど魚も扱えるのね~
というわけで頂きます。
そりゃもう、天にも昇りそうなくらい美味しかったです。
おまけ
伊勢海老のセリで使うのか何だかよくわからない道具(棚?)。
この港はイセエビや貝類の漁港でもあるのです。
個人的には伊勢海老を買うんだったら、そのお金で一週間毎食カツヲを頂きたいものです。
伊勢海老は贈答用だわw
お肉もそうね。松阪牛は贈答用w
ありがとうございました
今日も寄ってくれて、読んでくれてありがとうございました。
ほんとね、こればっかりは生活している場所(住んでる場所)が全てだからね。
今はネットを使って情報を得られるから遠来の人でも…
さて、どうかな?
いつも大変お世話になってるお姉さんに何とか食べて感激して頂けないものか…