みなさん、ぼんじうる
先に謝っておくと
今回は、ちょっとアレな話ですみません。
志摩でも大量打ち上げ事件発生
北海道の函館や江差で大量の死んだイワシが打ち上げられてたの、皆さんもニュースでご存じかと。
「ほーん。福島の処理水と関連付けたフエイクニュースがウザいな…」とか思っていたら
何と、ウチから車で30と数分の場所でも同じような事件が発生した件。
三重の漁港に小魚30~40トン漂着 地元漁師「こんなの初めて」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2c9d32605c0eb1d4bbf709e70b8f6dd232a0366
一昨日これを知ったんですけど
仕事が忙しかったり来客の約束があったので、ようやく昨日の午後に行ってきました。
現場に行ってみた
さすがにオープンカーはやめてw
気密性が高いメインの車で現場に到着。
車から降りると案の定、普段の漁港とは違った異様なニオイ。
空と海面には多数の海鳥。
港の内側を見渡すと…
所々になんか浮いてる。
中央ら辺の白い三角形に近づいてみると…
クサさが爆増
うわわわわ…
腐臭は強さを増してきました。
さらに入り江の一番奥、普段は海女さんたちの拠点になってる方向を見ると、
さっきの白い三角形どころじゃない。
夢に出てきそうな気味の悪い光景。
そして腐臭は最高潮に。
この入り江の奥に沿って
いつもは干物屋さんが数軒 店を開いているんですけど全部シャッターが閉まってました。
まぁ、当たり前だわな。
普段は輝く青の海水で満たされていて
時折、熱帯魚みたいにカラフルな魚が泳いでいるこの美しい場所。
しかし、この日の海水の色は濁ったピンクとも肌色ともつかない変な色。
(肌色って今は言ったらアカンやったな)
この腐臭、例えるなら塩辛とか
エスニック料理で多用されるニョクマムやナンプラー(イワシの魚醤)みたいなニオイ。
漁師さん達と見られる現地人の会話を盗み聞きしたところ
「元の海に戻るには1週間いや10日はかかるな…」でしたけど
素人の僕には、もっと日数が必要に思えました。
とにかく初めての事なので誰にもわからない。
原因は?
今朝、この事件の原因が何なのか検索してみました。
https://mainichi.jp/articles/20231214/k00/00m/040/213000c
県の水産研究所が調べたところ
海水を採取して調べた結果、有害なプランクトンは検出されず、魚体から感染症や寄生虫も確認されなかったとして、酸欠が原因で大量死したとの見方を示した。
だそうです。
ママカリ
ちなみに浮いてる魚の大半はカタボシイワシっていう魚で、三重県名はサッパ。
あの岡山名物ママカリの主原料だとか。
http://www.miegyoren.or.jp/fisheries-in-mie/uopedia/sappa/
リンク先:みえぎょれん
多くの事象は見る切り口によって変わる
沢山のお魚には大変、気の毒な話ですけど
これまた沢山の海鳥たちにとってはボーナス週間。
海鳥
目がいい、というか観察力がある奥さんが言うには
海鳥って上空から狙いを定めて一瞬のうちに一発で海中の魚を狩るイメージありますやん。
ところが実際には海面に浮いている
死んで動かない魚を一発で咥えられる鳥もいれば失敗する鳥もいるそうだよ。
狩りの練習になるといいねぇ。
ありがとうございました
今日も寄ってくれて、読んでくれてありがとうございました。
お口直し…
といっても同じページじゃアレですから
別のページでいつもの食べ物ネタいきます。
まだ日は登ってないけど今日は晴れるかな?
みなさんも、よい日をお過ごしください♪