和食を頂きに
今年度初日の月曜日、急遽 弟が来た事もあって
お昼は母ちゃんが行きつけのお店に4人で行って愉しませてもらいました。
よろしかったら おすそ分けに見てってください。
お茶
着席したら、おごそかに待っておりました。
くち取り
こーんな感じで正面のヨモギの葉っぱをどけると…
それはそれは素敵な世界が込められていました。
毎回毎回、創意工夫というか研究熱心というか、新しいパターンで飽きさせないお店です。
椀もの
具も、さることながら お汁が結構な香りとお味でしたわ。
まぁ、当たり前といえば当たり前なのですが他に言葉をひねり出せなくて申し訳ないです。
向付(おつくり)
普段は「刺身!刺身!」って言ってるくせに格好つけて”おつくり”なんて。
写真には写ってないピンク色の”ぼんぼり”の下には鯛が3枚ありました。
「たまたま前の晩に南伊勢の…」って思ったけど言わずに言葉を飲み込みました。
僕もだいぶ大人になれたかな?
蒸しもの
いわゆる茶碗蒸しなんですけど白魚にしては立派なやつが底にいらっしゃいました。
プリプリして滋味あふれる、春の悦びを感じるような味わいでした。
焼きもの
味噌漬けにしたマナガツオの上にメレンゲを盛って焼いたやつと、こうなごの釘煮の小鉢。
僕は貧乏性なので「この1皿でご飯2杯食べれるな…」とか思いながら頂きました。
揚げもの
けんちん汁っぽいトロミのついたお汁の底にはブリの天ぷらが潜んでおりました。
ごはん
いわゆる「家でもできる」ってたまご雑炊ですけど、こうやって洗練されると
家じゃできないのです。
質素ながら上質な たまご雑炊でした。
水菓子
ご主人いわく「口当たりの邪魔にならないレベルまで桜の葉っぱを刻むのに2時間かかる」という、シンプルながら大変な苦労が隠れている逸品です。
甘味
名残惜しいですが、家族の宴はここまでです。
なお、この日は ご主人や女将さんが立ち替わり私らの前に居てくださって、材料のこと、調理法のこと、ご主人が生まれ育った村のことなど楽しく聞かせてくれました。
弟いわく「食べながら解説してもらうと一層美味しいですね!」
どれが一等賞?
というわけで食後に母ちゃんと弟を送って、僕らはウチに向かいました。
一応、仕事があったからw
その車内で「今日の一等賞は?」って奥さんに訊ねたよ。
奥さんの一等賞
「揚げ物、蒸し物、お雑炊… ダシが良いから全部がね…」
ぜんぜん選んでねーし。
僕の一等賞
うーん、どれも甲乙付け難いけど強いて挙げるなら
見た目も含めて向付の”ホタルイカの煮凝り”ですわ。
琥珀(こはく、アンバー)そのもの!
琥珀の中に封じ込められてた古代の蚊の中に残っていた血液から恐竜たちを復活させたストーリーがありましたよね。
どうでもいいけどw
というわけで4人で満腹満足でした。
ありがとうございました
今日も寄ってくれて、読んでくれてありがとうございました。
”いいもの食べた自慢”になってないといいけど…
今週はメッチャ忙しかったのと、おそらく花粉症と思われる体調不良で寝込んでいたのとで、ほとんど外出せずにウチで働いてたんですよ。
なもんでブログに書くネタがねぇ。
食べ物の事ばっかりで飽きてたらごめんなさい。
それはそうと 皆さん、よい日をどうぞ!