みなさん、ぼんじうる
今週は、訳あって貝の仕入れ先を訪ね歩いていました。
岩牡蠣という夏が旬のデッカイ牡蠣を探さなくてはいけなくてね。
訪ね歩くって言っても交通機関は自動車だけどさ。
「言っても」って、言ってないじゃん。書いてるんじゃん。
偶然見つけた鮮魚問屋さん
お盆でも入手可能な岩ガキ数十個を探して。
心当たりがあるところ何軒も訪ねて。
そしたら偶然、全く知らない卸屋さんを見つけてね。
お店の前は何度も通ってるのに今まで気がつかなかったw
で、車から降りてダメ元で事務作業をしてるオッチャンに聞いたのよ。
「岩ガキありますか?」
「ここ、小売りもやってくれますか?」
そしたら、オッチャンは電卓を叩く手を止めて小声で「あるよ。い・い・よ」
で、お店に何十個も並んでる水槽を案内してくれました。
探してた岩ガキの他にアワビ、サザエ、ハマグリ、ホンビノス、大アサリ、バタなどなどこちらで入手・料理屋さんで提供されてるものは全て揃ってる!
他に伊勢海老や鯛、ヒラメ、ハマチのような鮮魚もいろいろ。
けっこう丁寧に案内してくれたので、この日は下見のつもりだったけど
僕らは、お礼も兼ねて ちょっと夕飯のおかずを買いました。
大アサリ
大きさがわかるように、ウチの畑でとれたトメイトゥの横で。
名前は大アサリだけど、これは通称で本当の名前はウチムラサキガイっていうよ。
伊勢湾で獲れるんだけど、けっこう甘みがあって美味しい貝だよ。
昔は風物詩だった
30年くらい前までは、こちらの飲食店はもとより土産物屋でも店頭で焼いて売ってたんだけどね。
貝エキスとお醤油が焦げる いい匂いさせて店頭で焼いてたんだよ。
それが年々値段が上がってきて今じゃ貴重品扱い。
あれだけ氾濫していた焼き売りは全く見かけなくなりました。
調理します
貝の横からナイフを入れて貝柱を切断するとパックリ開くんだよ。
で、グリルで焼きます。
そういえば、こいつに限らず
グリルでは必ずアルミホイルを使うようにしたら
汚れが激減したので、また使ってないご家庭にはオススメです。
【過去記事】大あさりのお味噌汁
過去記事だけど、4年前に「大あさりを普段とは違う食べ方したいな」って思ってアサリの味噌汁じゃないけど大あさりの味噌汁を作った記事を思い出したよ。
前のブログだと過去記事検索できないんだよね~。
このブログにしてから過去記事の検索が簡単だから助かってます。
はまぐり
こいつもサイズ感を見てもらう為にトメィトゥと。
ハマグリって美味しいのは当たり前として、美しい貝ですよね~。
こいつは火が通ると勝手にパックリ開くから大定番の酒蒸しにしました。
ふっくらした身を噛むとジワッと出てくる滋味あふれる汁がねっ。
奥さんや息子らに「貝殻に残った汁も飲んで!」ってねw
以上!
ってしたいところだけど続きがあるのよ。
とり貝
あれっ?ここは極楽浄土ですか?
あの~。あたしゃ仏教徒じゃないんですけど…w
翌日、ちょっと仕事の息抜きでハスを見に行ったのよ。
ずっと事務所に籠ってるとアイデアが湧かないからね。涼しいけどw
伊勢と鳥羽の間にある二見っていう夫婦岩がある辺りで「大賀ハスって花が盛んに咲いてます」ってネットニュースで見たから。
生トリ初体験の話
で、ついでに道の駅に寄ったんですよ。
そしたら、見つけちゃった。トリ貝。
お寿司にあるやろ。こいつ!
はじめての生トリ貝
こんな、赤貝っぽい貝殻に入ってるんですけど、この貝殻が これまた薄いんだ。
強く握ると割れちゃう。マジで割れちゃう。
時折、貝の中からエイリアンの触手みたいなやつが出てきてw
僕もとり貝をナマの状態から処理するのは初めてだったからネットで調べてね。
これが間違いの元だったと後に気づく。
普通、とり貝って軽く茹でてから開いて内臓とか取ってあるでしょ。
お寿司に乗ってるアレを思い浮かべて。
だけど僕が読んだネット記事では「ナマのトリ貝が手に入ったら内臓は取り除かずに食べましょう」って書いてあったからさ。
せっかく大変珍しいナマでしょ~
試したいでしょ~
甘い!だけど…
ん~。
ぴろんって尖がってる足先は甘みがあって絶品よ!
検索して出てきたネット記事を読まなきゃよかった
だけど太い、内臓が入ってる胴元は… マニア向けすぎる風味。
普通に開いて下処理しときゃ家族から大絶賛 間違いなかったろうにね。
まぁ、食べてみないとわからんからね。
何でもそうだよ。
ありがとうございました
今日も寄ってくれて、読んでくれてありがとうございました。
本日のご予定
今朝は山奥の和菓子屋さんに予約してある商品を取りに行ってきます。
小さな個人店だからね。自家製造の。
だから常時取扱商品を置いてるわけじゃないそうだよ。
その後はクルマ屋さんに予約があります。
僕らは冷房が効いた快適な待合室のソファで
飲み放題の飲み物を飲みながら本を読んで待ってるだけだけど
整備をやってる外仕事の人ら、暑いのに大変な思いをしながら僕らの為に働いてくれてる。
働くって事は、そういう事なんだろうけど
そういう事をいつも意識できるような人になりたいです。
それでは皆さん、よい日を!