今回の本題は牛肉なんですけど
まずはお肉とは全く関係なさそうなウナギの話をさせてください。
うなぎ新興勢力
ここ2年くらいの間で三重県の鰻を取り巻く環境が凄いぞw
日本全国とウチの市内の2つのお店を紹介するよ。
日本全国で増えまくってる成瀬さん
近年”うなぎの成瀬”ってお店が破竹の勢いで全国に増殖中。
ウチの隣の市にも去年オープンしたので「ぼちぼち行っちゃおうかな」って。
関東風・関西風のおさらい
うなぎの焼き方は関東風・関西風と大きく分けて2種類あるのはご存じですよね。
ニョロニョロのうなぎを開いたら(開き方も関東風・関西風があるけど説明カット)プレーンで白焼きにした後、蒸して、それからタレに浸けて焼くのが関東風。
うなぎを開いたら、いきなり焼いてはタレに浸けて焼くのを繰り返すのが関西風という一般認識かと。
僕が住んでいるエリアの焼き方は関西風が主流というか関西風ばっかりです。
奥さんも岡山なので関西風かと。
かたや成瀬さんは全国チェーンですけど関東風だそうで。
なので奥さんにも関東風のうなぎを賞味してもらいたかったのが動機です。
お手頃価格らしい
なお、成瀬さんは非常にリーズナブルに鰻を食べれる事でも有名なので「その安いうなぎ、どんなもんじゃい?」って興味があった。
ホームページを読んだら最上級グレードのやつを除いて全部が海外産だとか。
いいんじゃね?
明記しちゃうあたり誠実だと僕は思います。
「安い」って聞いてたから期待してなかったけど
実際に訪れたら きれいで高級感がある店内でしたよ。
僕らはうなぎを1本使った”上うな重”の”松”を頼みました。
結果、大変よろしかったです。
普段馴染みが無い関東風の焼き方に若干の抵抗はありましたけど、それ以外は値段を考えるに大変よろしかったです。
みなさんの近くにもあるかな?
つまらないけどオチがあった
なお、この時は奥さんに関東風うなぎを食べさせたくて訪店したのですが
後からホームページを見たら奥さんちの近くにもオープンしてやがるw
なら年に2回くらいは行くから今週じゃなくてもよかったw
マニアが集う山奥のうなぎ屋さん
僕が住んでる伊勢は観光客で賑わってるイメージでしょうけど
観光と関係無い場所は、とんでもない田舎です。
その山奥にポツンと1軒うなぎ屋さんがあります。
開店して2年くらい。若い夫婦がやってるそうです。
この日は店休日だったんですけど、まるで掘っ立て小屋。
手洗い所すら無いそうです。
ここに県外からも沢山のうなぎマニアが訪れるそうです。
僕はいくら大人気のお店であっても
考えるところがあったので、まだここのうなぎを食べてません。
てか保健所の許可出てるのか?
今月、肉料理店がオープンしました!
さて、ようやく本題です。
先ほど書いたマニア向けうなぎ屋さんが
外宮(伊勢神宮 外宮)近くに
松阪肉を使った料理店をオープンしたとかYouTubeで知りました。
なぜ松阪肉のお店を?
いやさ、うなぎ屋さんが次は肉屋さん?
高額な松阪肉(松阪牛)のお店?
「ずいぶん金儲けに走ってるな」って最初は思ったんですけど
話を知れば誰しも納得な理由がありました。
なんと、そのうなぎ屋さんの若い店主のお母さんが
松阪にある名店(ミシュラン掲載)で
仲居さんとしてお客と向かい合って座敷ですき焼きを作ってたそうで
その特技(?)を活かしてのオープンだそうです。
てか、うなぎと松阪牛って どんな親子だよwww
訪店したくなった理由
たまたま、この日は11月29日。
まだ暗いうちに起きて日課の日めくりカレンダーをめくって
「11月29日かぁ。あ、いいこと思いついた!」ってね。
奥さんには時々松阪肉を食べてもらってたんですけど
そういえば、松阪肉を調理してくれるお店には
まだ連れて行った事が無くってね。
松阪肉も出してるお店なら時々行くけどさw
で、11月29日いい肉の日にかけて「今日、行っちゃおうか~」ってね。
それでは はじめます
仲居さん(お母さんといっても若いw)の松阪肉に因んだ軽妙な語り口に熟練を感じましたわ。
僕らの隣には取材のアポ取りっぽい女性が単独で席についてて
見知らぬ者どうしだったけど、お母さんの見事な接客で何だか友達と来たようなw
奥さんはロース
奥さんには松阪肉らしいのを食べてもらいたかったからね。
だから霜降り、「いかにも松阪肉!」って感じのやつ。
この上にも2グレードあるけど…
「なら牛脂食ってろよw」って感じ。
僕は赤身
を注文したんですけど、
仲居さんの提案で奥さんと1枚ずつシェアすることに。
お肉を焼いて、その上から砂糖をまぶして、お醤油をかけるの。
家でやってるのは”すき焼き鍋”だわw
「待ってました!」って感じで
ご自身が妊娠中に上等なお肉を上等なお店で食べたくて仕方がなかったけど
お座敷のすき焼き店では単独客お断りで、
「じゃ2人分注文しますから!」って言ってもダメだったそうで
その経験も開店に至った原因にあるそうです。
なお、若いオーナーの奥さんは標準よりややスリム寄りの体型ですw
そうこうしているうちにたった10席のカウンターは満席近し。
他にテーブルも座敷もありません。
あまり会話に引き込んじゃアレなので、僕らはひたすら食べましたw
お肉おかわり
奥さんともども、もっと食べたかったのでロースを2枚おかわり注文しました。
二人とも ご飯おかわりw
お肉を食べ終えたら野菜を入れてお肉のダシで炒めるよ。
そこで僕は再おかわりw
お勘定はね、満腹豪遊したわりに「えっ?」って感じで
これなら、たまに来れるw
さて、お店を出た後で奥さんの喜びっぷりは、もう!
僕には、それが一番の喜びなのです。
ありがとうございました
今日も寄ってくれて、読んでくれてありがとうございました。
ウチに帰っても、まだすき焼きの話を反芻してたよ。
そこまで喜んでくれて、あたしゃ嬉しいよ。
それでは、あなたに今日も何かよい事がありますように。